2024年4月6日土曜日

チック・トゥレット症候群が中国伝統医学により治癒

 

限局性皮質異形成による難治性てんかんの漢方生薬による治療成功


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母親の胎内で胎児の脳が形作られる段階で何らかの異常が生ずると、生まれてくる子供の脳にはさまざまな奇形が生じます。異常が大脳皮質にある場合を、「大脳皮質形成障害」または「大脳皮質形成異常」と呼びますが、「限局性皮質 異形成 」は、そのうち大脳皮質の一部分に限定して存在する異常です。「限局性皮質形成異常」と呼ばれる。しばしば、てんかん発作を引き起こします。てんかん発作の症状は、限局性皮質異形成の脳内での場所に応じてさまざまです。てんかんが乳幼児期に発症すると、さまざまな程度の発達障害をもたらすことがあります。限局性皮質異形成によるてんかん発作は抗てんかん薬では抑えられないことが多く、このような場合は「難治性てんかん」「薬剤抵抗性てんかん」と呼ばれます。発熱時や女性の場合には生理の直前や生理中に発作が起こりやすくなります。てんかん発作を頻発する6歳の小児が大学病院で大脳皮質形成異常(限局性皮質形成異常)と診断され種々の抗てんかん薬を投与しても効果がないため中国伝統医学による治療を求めて当院を受診した。 中国伝統医学(○○湯で治療する、いわゆる日本の漢方ではないで診断したところ五臓六腑に熱の症状があり、特に脳、神経、消化器に強い熱が認められた。 実際、この子は気温の上昇時や発熱時にてんかん発作が誘発された。それぞれの臓器の熱を冷ます各種生薬を26種類を組み合わせて処方したところてんかん発作は消失した。 

中国伝統医学により若年性視神経萎縮による視野欠損が顕著に改善

 眼科で先天性視神経萎縮と診断された30代の女性が来院した。この病気は進行性で治ることはないと考えられている 両眼とも50%以上の視野欠損が認められた。

コロナ後遺症による倦怠感、脱力感、麻痺が中国伝統医学で治癒

 最近、海外でコロナウイルスに感染し発症した若年の女性が異常な倦怠感が3ヶ月も続いているため来院した。

倦怠感、脱力感が強く、四肢に力が入らず、歩くのもやっとであった。 
コロナの後遺症が長期間続くことは海外でも報告されている(Nature Communications
volume13, Article number: 1812 (2022
この論文はフランスで報告されたもので、コロナ発症から2ヶ月以上にわたり、倦怠感、筋肉の脱力感などが持続していて968人のその後の経過を観察している。 それによると12ヶ月以上にわたり倦怠感が持続している人が89.4%もいることがわかった。 コロナ後遺症が長期間に及ぶこと、西洋医学では原因が不明であり治療法が存在しないことが問題視され始めた。 
そんな折にコロナ後遺症で苦しむ若年の女性を中国伝統医学による診断と生薬処方による治療をおこなった。 治療一ヶ月目には倦怠感や脱力感はほぼ解消され、2ヶ月目には完治した。 中国伝統医学は五臓六腑の病態を的確に診断し、その診断に基づいて生薬を組み合わせて治療処方を作成する。 診断が正確にできれば有効な処方が作成できる。この女性の病態は中国伝統医学では古来よりよく知られた病態であったため有効な生薬処方が作成できた。このような四肢の筋肉の脱力・麻痺に対する治療法は中国伝統医学では診断・治療法は確立されている。従って、適切な生薬処方でコロナの後遺症は容易に治癒する。
volume13, Article number: 1812(2022

2023年7月22日土曜日

東京大学市民講座開催  緑内障は治ります:緑内障は眼の病気ではない!! 於 東京大学鉄門記念講堂 10月15日 14:00~16:00


常識を覆す緑内障治療のブレークスルー 緑内障は、我が国における失明原因の第一位を占めており、40歳以上の日本人における緑内障有病率は5.0%である。正常眼圧緑内障は日本人に多く、緑内障の70%を占める。一方、米国では正常眼圧緑内障は20%であり、80%は眼圧が21mmHg以上の高眼圧緑内障である。そのため米国では緑内障の治療法は手術で眼圧を下げることである。一方、正常眼圧緑内障(眼圧が10-21mmHg)は眼圧を下げても治らない。実際、正常眼圧緑内障は眼圧上昇による目の病気ではない。視神経の脆弱性による神経の病気である。眼科の手術や点眼薬で治療できる病気ではない。近年、西洋医学と中国伝統医学を結合することで視神経の障害を防止し、緑内障を治すことが可能となった。正常眼圧緑内障がなぜ治せるのか中国伝統医学による治療のメカニズムを明らかにします。 講座第二部では、システム漢方問診票により、自身の健康状態をチェックします。

2023年7月12日水曜日

脊柱管狭窄症は中国伝統医学で治ります

 脊柱管狭窄症では腰から下の神経に関連する症状が出てきます。 具体的には、腰の痛み、臀部(でんぶ)の痛み・しびれ、足の痛み・しびれ、足の筋力低下、歩行障害、排尿障害といった症状です。 中国伝統医学ではこの病気はの原因は脊柱管近傍の浮腫、炎症、血流障害、骨の老化などが複合的に重なって引き起こされることが多いと考えます。 実際、これらの脊柱管狭窄症の原因に対しての治療(浮腫に対する生薬、炎症に対する生薬、骨の老化や血流障害を改善する生薬などを組み合わせた処方)により症状は消失する。

著書「緑内障は治ります:!!緑内障治療のブレークスルー」が発売されました

 正常眼圧緑内障がなぜ治るのか、そのメカニズムを明らかにします。高眼圧緑内障は、眼圧が高いことから起こる「目の病気」です。それに対し、正常眼圧緑内障は、目の病気ではなく、視神経の脆弱性(弱いこと)から起こる「神経の病気」と言えます。言い換えれば、正常眼圧緑内障は名前は「緑内障」ですが、実態は全く別の病気なのです。 あえて病名を付けるとすれば『慢性視神経障害」でしょうか。視野が欠けた時点でも、視神経が死滅するまでに原因に即した治療を行えば、視野は改善できる。血液中には、生体活動に欠かせない酸素と、エネルギー源になるブドウ糖、その他の栄養素が含まれています。視神経の働きも、言うまでもなく血液中の酸素や栄養素によって支えられています。

その血液が十分に届かないことから、視神経が脆弱になって起こっているのが、正常眼圧緑内障なのです。その血流不足の原因は、人によってさまざまです。先に触れた低血圧の他、体質や食事、生活習慣などから、血流量そのものが少なくなっている場合がある一方で、逆に血液が多くて濃くなり、いわゆるドロドロ血液になって、血液の流れが悪くなっている場合もあります。ストレスによって交感神経(緊張状態を作り出す自律神経)が興奮状態になり、それが長年続くと、視神経がオーバーワークになって脆弱化している場合もあります。正常眼圧緑内障では視野の欠損部の視神経は全部は死んでいません。障害されて弱体化した視神経も含まれます。弱体化した視神経はそのままでは数年で死んでしまいますが、原因に対する生薬で治療すると蘇生し視野が回復します。病名が同じ緑内障であっても個々人によって視神経が障害される原因が異なります。 個々人の原因を診断して、その結果に基づいて20~30種類の生薬を組み合わせた治療処方を作り上げます。多くの症例で治療の結果視野欠損の回復が認められました。緑内障になっても心配する必要はありません。治す方法があるのです。