2017年4月9日日曜日
睡眠薬、精神安定剤で認知機能の低下!
医者からもらった薬が原因で、幻覚やもの忘れのような認知症のような症状、ふらつきによる転倒、あるいは尿失禁のような、高齢者に見られがちな症状が出ることを薬剤性老年症候群といいます。主な症状としては、めまい・ふらつき
・譫妄・うつ病・不眠症・物忘れ・尿が出にくい
・むくみ・口の渇き
・便秘
・胸焼けなどで、
高齢者の場合には複数の疾患にかかっていることが多いため、飲んでいる薬の数が多く、複数の医療機関にかかっているたり、飲んでいる薬の種類が多いことが考えられます。また、高齢者では腎臓や肝臓などの機能が低下し、体に薬が蓄積しやすい状態になっている。特に起こしやすい薬は睡眠導入剤など向精神薬である。年をとると寝付きが悪く眠りが浅くて目が覚めやすい。眠れませんと言うと精神科でなく内科医でも整形外科医でも簡単に入眠剤を出してくれる。ハルシオン、レンドルミン、ユーロジン、エバミール、ロラメット、ロヒプノール、ネルボン、ベンザリン、エリミン、ドラール、ベノジール、ダルメート、ソメリン、リスミー、サイレース、デパスなど抗不安薬や睡眠薬として使用されるベンゾジアゼピン系薬剤は、鎮静作用、催眠作用、筋弛緩作用から、健忘や、動作が緩慢になったり、筋力が低下したりすることから、日常生活に影響を及ぼす可能性がある。しかるに、高齢者の薬物治療をする場合に薬剤性老年症候群の危険性を考慮している医師はほとんどいません。 結果、このような症状が起こった場合に処方した医師も患者も薬物が原因であることに気がつかないで、起きた症状に対してさらに薬物で治療しようとします。善意の医療行為が結果的には患者の健康を害することになってしまい益々QOLを低下させます。 中国伝統医学では不眠症の原因が各人で異なります。 五臓六腑の異常がその原因となっています。 同じ不眠症でも寝付きが悪い場合、寝付きは良くても眠りが浅く頻繁に目が覚める場合、 早朝に覚醒してしまう場合などでその原因となる五臓六腑の病態が異なります。各人の五臓六腑の病態を正確に診断しそれらの原因に対応する漢方生薬を処方することで不眠症は改善します。
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